ジャズクラリネットの演奏者である、
北村英治さん、お元気の秘訣と
北村英治さんの人柄、生活を知りたくて調べてみようと
思います。
なぜそう思うのかっというと
この頃、いろんなことがあるではないですか、
自分自身の感覚と、かなり環境が変わってきた
なーと思います。まず
物価が高くなったり、とっても大きな会社や組織の問題が
表に出たりして、「えーどうなっちゃうの」
なんて感じる毎日です。
そんな中で、いろんな時代を生き抜いてきた
先輩方がかなり元気なので、ぜひ学びたい
教えていただきたいっと思いました。
北村英治さんのプロフィール
生年月日 1929年4月8日（94歳）
出身地 日本・東京
学歴 慶鷹義塾大学文学部中退
職業 クラリネット奏者、作曲家
ハンドマスター
担当楽器 クラリネット
活動 1951年から
レーベル コンコード・レコード他
家族構成 9人兄弟の末っ子
東京都松濤
お父さん・父政治郎さんはNHKの前身の
東京放送局の技師長
お母さん・母イチさんは戦国時代の武将の
佐々成政の直系で新潟出身。
ご結婚 奥様との間に、娘さん一人おられます
娘さん結婚されて、平塚さんになって言います
お孫さん
お孫さん 平塚太一さんは東京芸術大学出身で、
現在は指揮者として活躍し、
「やたたフィルハーモニー管弦楽団」
を結成し代表をつとめています。
北村英治さんの生い立ち
慶鷹義塾大学在学中にクラルネットを学ぶ。
22歳でプロデビュー
かなり早いですよね
北村英治さんの出生場所
北村さんのお父さんが、イギリスのロンドンにいた時に
北村英治さんさんが生まれました。はじめ
5男だったので、五郎と名付けるはずだっが
お父さんが英国にいたので、「英」と
お父さんの名前の政治郎の「治」をとって
「英治」と名づけられたそうです。
運命的な出会い
（公益財団法人長寿科学振興財団より）
22歳でクラリネットのプロの奏者に
なるのには、ご両親の影響があるようです。
北村さんのお父さんは、イタリアでバイオリンを
買って娘に音大に進むように言うくらい
音楽好きで、家にはクラッシクのレコードが沢山ありました。
その中に1枚だけ世界的なジャズクラリネット奏者である
ベニー・グットマンの
ドント・ピー・ザット・ウェイ」があり
おそらく兄が買ったものだろう。と北村英治さんは
思ったそうです。
友だちに「うちにすげえレコードある」と言うと、
「聴きたい」と言うので自宅に連れてきて聴いました
そうしたら母が血相を変えて来て、
「こんなの聴いていたら憲兵に捕まるから、
押し入れの中で聴きなさい」
とポータブル蓄音機を持って運び
押し入れで、汗びっしょりで感激を分かち合ったとのことです。
北村さんが、運命をかえる衝撃的なレコードとの出会いです。
1957年ベニー・グッドマンが音楽文化使節として来日した際、
北村さんもジャムセッションに参加できたのは
1枚のレコードからの運命的な出会いかもしれないです。
30歳のときに
べ二ー・グットマンが来日した際には、
彼の目の前で演奏し、賞賛を受けたこともありました。
北村英治さん16歳、母を知る
1945年5月の空襲で家もレコードもみんな焼失してしまった。
1週間ほど経つと焼け跡に雑草が生え始めた。
「雑草は強いなあ」と言うと、
気丈夫な母は「人間はもっと強いよ」
とピシャリとひと言。北村さんが16歳のときだった。
おかあさんは
気丈な方ですね
でもその言葉の中に優しさと
おかあさんの真の強さがわかります。
北村英治さん美空ひばりさんとの出会い
バンドメンバーへの返済が済んだころ、
美空ひばりと親しかった小野満から声がかかり、
1957年に「小野満とシックスブラザーズ」が誕生しました。
北村英治さんはクラリネット担当で
シックスブラザーズの一員で。
美空ひばり（お嬢）の公演についていって、
ジャズを歌うとき伴奏していました。
美空ひばりさんは若かりし頃、
「お嬢」と呼ばれていたそうです。
占領下だった沖縄に行ったとき、
楽屋でジュリー・ロンドンが歌う
『クライ・ミー・ア・リバー』
のレコードをバンドメンバーで聴いていたら、
お嬢が「何これ。いいわね。ちょっと貸して」
とレコードを持っていってしまったのです。
ところが翌日、お嬢が
「あの曲歌うから伴奏して」と言い出して、
みんな真っ青になって伴奏したところ。
演奏が終わると米軍の将校が来て、
「あんなに歌える日本人がいるのか
英語の発音もすばらしい」
とべた褒めされました。
北村さんは将校に「彼女は英語が話せない」
と説明するものの、将校は「うそだ。からかうな」
と怒り出す始末だったそうです。
「レコードをひと晩聴いただけで完璧に歌い込む
美空ひばりはやはり天才ですね」と北村さんは話されていました。
美空ひばりさんは、プロ意識も高く、レコーディングも
やり直しはなかったと言われてます。
突然の病
（公益財団法人長寿科学振興財団より）
2012年に心筋梗塞になったそうです。
それは
突然、血の気が引いて顔が真っ白になったそうです。
「なんかおかしい」と近くにいたマネージャーに
背中を圧（お）してもらったら少し楽になったので。
消防庁に電話を入れて病院を紹介してもらいました。
病院に電話を入れて医師に症状を話すと、
「悪いことは言わないから、
すぐに救急車で病院に来てください」と言われたそうです。
北村さんは意識があり、
クラリネットのケースを持って歩いて救急車に乗ったら、
救急隊員から「何ですか、それ」と聞かれ、
「クラリネットです」と答えると、
「そんなもの下に置いてください」と言われたそうです。
北村さんは
事態の深刻さがわかっていなかったようです。
病院に着くと10人くらいの
病院スタッフが待ち構えていて、
「緊急緊急」と言う声が聞こえて。
すぐに手術に取りかかり、
2か所詰まっていた冠動脈を再開し、
1週間後に狭くなっていた1か所を拡げて、
一命をとりとめたそうです。
「運がいいのでしょう」と北村さんは言われています。
今もいたって健康で、月に10回ほど演奏の仕事をし、
3時間立ちっぱなしのステージもこなされています。
今回も、「開運！なんでも鑑定団」にゲスト
で参加されて、素敵です
元気な秘訣
北村英治さんはいろんなことに
趣味をもたれいるようです。
料理の腕前もなかなかのもので、
御本人に話をすると「いやあ食いしん坊なだけですよ」
アマチュアを集めた音楽の合宿では
北村さんは「私が賄（まかな）いになってしまいます」
と笑って話されるそうです。
テレビ番組『徹子の部屋』に出演したときには
自前のアップルパイを届けたと言われています。
パイ生地を作られるなんてすごいですよね。
絵画も20年前にはじめられたそうで、
絵もなかなかの腕前だそうです。
北村英治さんは
「絵を始めたら面白くて。うまくはないけど『味がある』
と専門家に褒められました」
部屋中に自作の絵が飾ってあった。
CDのジャケットやTシャツのプリント
使われたものもあるようです。
多趣味ですよね、仕事のクラリネットもされ
料理、絵画、クリエイティブですよね
まとめ
やはり、若さの秘訣は何でもチャレンジ
することですね。
何歳になっても、まだ伸びしろはあって
成長できる。違う世界の扉をいくつも
開けることはできるのだっと思うことが
いくつになっても、若く精力的に
活動できる秘訣なのだと思います。
特に大きな病気をすると、行動や
気持ちの上で新しいことをするのは
不安になったりおっくうになったりしますよね
それを、はねのけて明るく楽しく
テンポの良いメロディーの音楽や
体を動かしながらの演奏などすることによって
気持ちも軽くなり何でもチャレンジ
できるようになるのだと学びました
ありがとうございます。
最後まで見てくださり、本当にありがとうございます。
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